「変形性膝関節症」手術から2年経過。再発の予兆が心配です

2年前に受けた「変形性ひざ関節症」の手術。リハビリを頑張り順調に回復したはずが今になって痛みが出現。まさかの再発?

デパートの販売業務でフルタイムの立ち仕事歴30年の60才女性。

50才を過ぎた頃から右ひざが痛みだし整形外科へ。

膝の関節が年相応に変形しているといわれ、仕事休みの日は電気治療やマッサージを受けに病院通いを続けていた。

その場は少し楽になった気がするものの、翌日職場での立ち仕事は午前中で結構きつくなり、帰宅後は足全体が棒のように硬く、膝周りはシクシク痛みだす。

3連勤は足の疲労と膝の痛みのピークで、次第に休日に受ける整形外科の治療も物足りなくなり、どんどん膝が膨らみ熱感を持つように。

そして歩くのが困難になるほど症状が悪化。

仕事柄、足をひきずって接客するわけにもいかず医師と相談の上、右ひざの手術を決意。

仕事に早く復帰したい一心で、手術後のリハビリを泣き言を言わずに頑張り、ついに半年後職場復帰を果たして一安心。

復帰後は「痛みがない生活はいいわぁ。思い切って手術を受けてよかった~。」と仕事も日常生活も順調だった。それから2年が経過。

ところが2週間ほど前から仕事の後、手術をした右膝から下が重くてだるくて履いている靴を脱ぎたくなるほどのむくみが発生。

お風呂の時に見てみると、むくみがひどくて足首が象のよう。

「これはまずいなぁ」と思いながら、仕事の忙しさに任せてガマンしているうちに徐々に痛みが現れた。

「これはあかん。ひょっとして再発した?」

手術を受けたからすっかり膝は治ったんだと思い込んでいただけにショックは大きかった。

2年前に受けた「変形性ひざ関節症」の手術法は「人工関節置換術」だった。

50才を過ぎた頃から抱えていた右膝の痛み。

整形外科で「変形性ひざ関節症ですね。」と診断され、痛み止め、シップ、電気療法、ひざの水を抜くなどの一通りの保険治療を受けながら10年近く過ごせてきた。

ところが2年前、ついに歩くのがままならないほどの痛みが。

仕事に行っても、一歩あるくごとに膝に激痛が走りまるで仕事にならない。

あわてて飛び込んだ整形外科でのレントゲン検査。

画像をみた医師から「右ひざの軟骨が完全にすり減って骨同士がぶつかってるね。この状態だと手術した方がいいと思う。痛みはなくなるよ。」勧められた。

「えっ?手術ですか?」とまどったものの、まだまだ仕事を続けたいという気持ちがあるので、迷いに迷った末に思い切って手術を受けることに。

いくつかある手術法のうち医師から勧められたのは「人工関節置換術」という方法。

右膝の関節を人工のものにそっくり置き換える手術だ。

「人工関節置換術」ってどんな手術?

関節の痛みの原因となっているすり減った軟骨と痛んだ骨を切除、人工の関節に置き換える手術。

保険治療などの対症療法では回復が見込めないと判断された場合に行われます。

手術内容は、膝の全面の皮膚を切開し膝のお皿の内側から関節を開くことから始まります。

膝のうしろに集まっている大事な神経や血管を傷つけないように保護する道具を使いながら骨を切り、その後人工の関節を装着するというもの。

手術自体は2時間以内に完了するケースが多いです。

入院期間は回復速度により個人差があるが、おおむね1か月から2か月程度。

リハビリにより目安として1本杖歩行が安定すれば退院となります。

「きつい」といわれる「変形性ひざ関節症」の手術後のリハビリ。具体的にどんな内容?

2年前に手術を決めた時、周りの手術経験者から「手術はすぐ終わるけど後のリハビリ大変だよ~。頑張ってね!」と口をそろえて言われたものだ。

当時「仕事に早く復帰したい」という明確な目標があったから頑張れたものの、正直なところ「もう無理かも。」とくじけかけたこともあった。

「変形性ひざ関節症の手術後」の一般的なリハビリとは?

<手術翌日>

手術の対象となる患者は、膝が痛くてかばいながら長期間過ごしていることが多く、もともと下肢の筋力が低下しているので、なるべく早く本格的なリハビリをスタートさせるために理学療法士による下肢のマッサージを開始。

<手術の2日後~>

1日3回、1回につき約20分、担当の理学療法士によるリハビリがスタート。

入院中は体調が悪い日を除き、土日も休みなく続けられる。

回復を見て少しずつ段階を踏みながら、出来ることを増やしていく。

  1. 車いすに乗ってリハビリ室へ。体を動かす前に右膝を中心にマッサージを受け、その後支えてもらいながらゆっくり膝の曲げ伸ばし
  2. 歩行器を使っての歩行練習が少しずつ始まる
  3. 平行棒を使った歩行練習
  4. 杖を使った歩行練習
  5. 階段の上り下りの練習

最初は理学療法士に患部近くを少し触られただけで「痛い痛い!」と言い続けて迷惑をかけたものだが、リハビリが進むにつれてだんだんやる気が出てきた。

リハビリと並行して、日常生活を付き添いなしで行えるように練習することも続けられた。

特に重視されるのが、ベッドからの移動、トイレ、入浴、階段の昇降など。

自宅での生活を見据えて、なるべく自分一人でできるように考慮され有難かった。

<退院が近くなったら>

理学療法士のマッサージと機能訓練のあと、見守りを受けながら杖をつき外に出たりすることも。

人工関節置換術の場合、日常生活にどうしても制限を受ける項目があるので、その点は繰り返し指導を受けた。

例えば・・・。

  • 膝を床につかない(膝立ち禁止)
  • 膝を無理にひねらない
  • 椅子から立ち上がる時は、面倒でも手すりを持つ
  • 畳に布団という和式の生活ではなく、ベッドと椅子の様式の生活にチェンジする              などなど

退院後も気を付けて日常生活を送ってきたつもりだったが、2年後の今になって再発の危機に襲われるとは!

生活の上で一番困ったのは、和式の生活を洋式に変えること。

家のあちらこちらに椅子を置き、手すりをつけてもらってなるべく下に座らないようにしたものの、つい前の癖が出て畳のうえにうっかり座り「あっ、しまった。立ち上がれない!」と何回言ったことか・・・。

「慣れるまでの辛抱辛抱」と週に一回は病院へリハビリに通い、自宅でも病院で教えてもらったマッサージを続けた。

職場では、前のように無理をして立ち続けることは避け、疲れたら椅子で休憩する時間を作ってもらうよう配慮をお願いした。

「手術した膝は動かさないと固まってしまうよ。」と言われたことも頭に残っていたので、毎日なるべく30分は歩くようにしてきた。

でも今回痛みが出てきてしまって気が付いたことがひとつある。

入院中は理学療法士や看護師など、周りのプロが一対一で体の動かし方を見てくれてアドバイスをしてくれたなぁと。

退院してからはもちろん誰も注目してくれないので、歩き方ひとつにしても自己流になっていたかもしれない。

そういえば入院中、「体が傾きがちだから、両足を踏みしめることを意識して歩いて。」と毎回注意されていたような。

ひょっとして体を傾けたまま歩いていた?

しかも毎日30分も?

・・・なんだか背中に冷や汗が出てきた。

保険治療では「変形性ひざ関節症」の手術後の治療に限界あり

「もしや再発?」すっかり怖くなったので手術を受けた病院へ相談、検査を受けることに。

レントゲンの画像を見た医師からは「手術は成功して何の問題もないですよ。むくみは無理のしすぎで出たものでしょう。くれぐれも無理をしないようにしてくださいね。」とあっさり言われた。

「…えっ、それだけ?私、ひざに痛みが出てきてこんなに不安なんですけど。」とは言えず、手術前と同じように痛み止めの薬とシップをもらって帰ってきた。

それにしても手術前と手術後は明らかに膝の形状が違っているはずなのに、前と同じ治療に戻るとはどういうことなんだろう?

不信感がおなかの底からムクムクと湧いてきたので、スマホを片手に保険治療について改めて調べてみることに。

保険治療とは?

保険治療は値段が安いので気軽に受診できるのですが、実は厳格に治療内容が決められているんです。

  1. 保険治療では定められた部位だけにしか治療できない
  2. 保険治療による鎮静消炎措置は、全国一律でパターン化されている
  3. 保険治療でできる治療内容は規定で決まっている(痛み止めの薬やシップの処方・電気治療など)

だから一回当たりの負担は安いけど、手術前でも後でも同じ治療になってしまうのか・・・。

「保険治療でダメなら再度手術するとか、機械の部品交換じゃあるまいし。」

そして何回か手術してこれ以上は不可能だと判断されたら「治療方法はもうありません。」と言われたりして。

最悪のシナリオやん。

まだ60代なのに、この先「痛い痛い」といいながら歩けなくなっていくのは嫌だ!

あせりはピークに達した。

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せっかく手術してもスッキリしない「変形性ひざ関節症」の痛み。実は鍼の力で素早く解消できるんです!

もはや金額をどうこう言っている場合ではない。

キチンと治してくれるところを探そうと、「松戸市/変形性ひざ関節症」「松戸市/変形性ひざ関節症/手術後」など言葉を色々変えながら検索開始。

とうとう松戸市六高台の統園鍼灸院を見つけた。

「なになに、鍼治療のスペシャリスト?」

松戸市ではとても評判がいいらしい。

「ここを頼ってみよう!」

救いの神に出会えたような気がして、焦りの気持ちがスッと消えた。

ホームページにはこんなことが書いてある。

「筋肉と関節の柔軟性がなくなるとガチガチに硬くなり、ちょっとした刺激をうけただけで、まるでコップのみずがあふれるように痛みの症状が出る。」と。

ひょっとしてむくみが出るのも硬い筋肉がリンパの流れを止めているのかも。

病院で教えてもらったマッサージだけでは足りなかったかもしれないなぁ。

硬い筋肉は神経からの痛みをすぐに伝えてしまうし、刺激が一点に集中してしまうとか。

鍼治療は患部周りの筋肉の血行をUPさせ、筋肉を柔らかくしてむくみや痛みが出にくい体に戻せる優れた治療らしい。

治療を受けてみたくなってきた。

統園鍼灸院で行う鍼治療の特徴

硬くしこりになっている箇所をほぐす鍼治療・柔らかく筋肉を伸ばすストレッチ・そして可動域を広げるROMという治療法の3本立てになっています。

この治療は、有名なスポーツ選手が即効性を認めている「スポーツ鍼灸」と共通の方法。

もちろん、「変形性ひざ関節症の手術を受けている」ことは治療前の問診でじっくりとお聞きするので心配は無用です。

スポーツ鍼灸とは、スポーツ選手を対象とするスポーツ障害やケガの予防、コンディションを整えるために行う治療法。

統園鍼灸院が誇る「鍼治療」によって素早く痛みがない体を取り戻しましょう。

「変形性ひざ関節症」を悪化・再発させないために

治療の後に院長はもう一押し。

一人一人に合わせた自宅でできる正しいケアとリハビリの方法をお伝えしています。

院長は「はい、痛みがなくなってよかったですね」だけでは片手落ちだと考えています。

今後気を付けたいことや、歩き方を含めた体の正しい使い方のアドバイスを個別に伝えることが重要だと。

変形性ひざ関節症」の痛みを再発させないためには、上肢の血行をよくして筋肉に腫れやしこりを作らせないことが大切。

「治療→良くなった」だけでなく、そのあとに「変形性ひざ関節症」の痛みをださないためのアドバイスに力を入れる院長。

その人のライフスタイルをキチンと聞き出し、「これなら出来そう」「続けられそう」という落としどころを探します。

この文言が決定的になって、さっそく予約の電話をかけることに。

受付の女性の「あなたと同じような症状で悩まれていた方、みなさんよくなられていますよ。」という言葉を聞き、さらに安心感が。

まだ院長先生の治療を受けてないのに・・・。

一刻も早く統園鍼灸院に行ってみたい。

院長はなかなか症状を改善させられないのは下巧、ただ改善させるのは中巧、改善させて再発させないのが上巧という考えを持ち、日々患者さんと向き合っています。

今通院中の医療機関に物足りなさを感じておられるなら、ぜひ松戸の統園鍼灸院にご相談ください。

047-314-1570

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