パソコン作業を続けていると突然の「めまい」が。フワフワ?グルグル?吐き気まで。

最近、パソコンで作業しているとふいに「めまい」。これがつらいんです。

パソコンで作業中、画面を見ていると「めまい」のようなふらつきが起こることありませんか?
「めまい」って耳の病気?もしかして脳の病気?
気になり始めると止まりません。
何度も起こる不安な「めまい」。
今回のブログでは

  1. パソコン中に起こる「めまい」の種類
  2. 何故、パソコンをしていて「めまい」が起こるの?
  3. 「めまい」は放っておくと治りづらくなる

この3つについてあなたに伝えたいと思います。
参考にしてくださいね。

パソコン作業中、突然の「めまい」。フワフワする感じ?グルグルする感じ?

事務中心の仕事だと、8時間ほとんどずっとパソコンの前に座っていることも多いですよね。
昼休みや短時間の休憩は取っていても、仕事が佳境に入ってきたらグッと集中します。

「ここが一番大事なとこや!」
画面に視線が釘付けになり、一心不乱に入力。
この頃には「休憩」はすっかり忘れていると思います。

さて仕事が一段落したところでふと顔をあげると、「あれ?もうこんな時間や。」            立ち上がろうとしたら、フラ~と体が傾いた・・・「なんだ、これ?」
こんな経験ありませんか?

普段の立ちくらみならすぐ治まるはずなのに、しばらくたってもフワフワした感じが抜けないことも。

これがいわゆる「フワフワめまい」。
「めまい」を感じると、パソコンの前に座って仕事をするのがつらくなってきます。
途中で放っぽりだすわけにはいかないので、最後まで頑張りますが・・・。

別の日のこと。
今度は検索をしながら資料をまとめる仕事をしています。
この時は画面をあちらこちらに変える必要があるので、目線が頻繁に移動しています。
必死で情報をまとめたところで顔を上げると、目の前がグルグル回り、そのうち車に酔った時のように気持ちが悪くなってきました。
「えっ?何やの、これ。また、めまい?
今度はグルグルするんやけど・・・。」

フワフワめまい、グルグルめまい、何とも気持ちが悪いものです。
こんな時、体の中では何が起こっているのでしょう?

パソコンから離れてしばらくすると治まってくる

急に「めまい」が起こるとビックリします。
「これはアカン」とひとまずパソコンの画面から目を離して席を立ちました。
そしてしばらく休憩・・・。

すると不思議なことに、フワフワ・グルグルどちらの「めまい」も治まってきたのです。
パソコンの前から離れると治まる「めまい」、おかしな話ですよね。

ここで「アレ?前のフワフワしためまいも、今度のグルグルするめまいも、パソコンで仕事をしてたらなったな~?」
何となく見当がついてきます。

「そうか!原因はパソコンや!」

原因がわかると半分治ったような気分になりました。

ところが、ここで問題に気づきます。
「あれ?パソコンが原因やったら困るやん。」

そうなんです。
病院に行って「めまい」の薬をもらって一時的に治ったとしても、パソコンを使って仕事をしている限り、何度も繰り返す可能性が高いのです。

 

何故パソコン作業で「めまい」が起こるの?

もう一度、自分がパソコン作業をしているところを想像してみてください。

文章や資料を集中して入力しているとき

細かい文字や画像をジ~ッと見ながらパチパチとひたすら入力しています。
同じ姿勢を続けていると、首や肩をはじめ全身にコリがじんわり溜まってきます。
まばたきが少なくなって目も疲れてきますよね。

どうやら「同じ姿勢を続けること」に問題がありそうです。

画面をひんぱんにかえて作業をしているとき

目線をひんぱんに動かしながらの作業。
このとき体はジッとしていても、目に入る情報が目まぐるしく変化します。
情報があまりに多すぎると耳の中の三半規管でズレが生じ、平衡感覚が狂うことがあるそうです。
まさに「車酔い」と同じ原理。

グルグルめまいは最近話題になっていた、3D映画を観ているときに気分が悪くなる「映画酔い」の症状とも似ていますね。

ここまでをまとめてみると、パソコンが原因になっている「めまい」は大きくふたつに分けられます。

  • 非回転性めまい

フワフワめまい。
宙に浮いているようなふらつきを感じる。
パソコン作業が原因で起こるめまいの中で、代表的なめまいはこちら。
めまいだけでなく、首や肩のコリを伴っていることがほとんどです。

  • 回転性めまい

グルグルめまい。
一般的には耳の疾患、脳幹や小脳の病気によるめまいとされている。
ただし、パソコン使用時に限って起こるのなら、目からの情報と体の情報がずれて三半規管が不安定になっている可能性が高い。
この場合はできれば横になり、目を閉じてしばらく休むと楽になるでしょう。

「首と肩が硬い=めまいが起こりやすい」はホント?

先ほどフワフワめまいで少し触れましたが、実は「首や肩のコリ」と「めまい」には深い関係があります。

パソコンで仕事をしているすべての人の首と肩が硬いわけではありません。
でも「めまいをおこしやすい人」の首や肩は、本人が自覚していなくても、ほぼ100パーセントの人がカチカチに硬くなっているそうなのです。

もともと硬くなりやすい首や肩の人がパソコン作業を続け,筋肉がカチカチに硬くなると、首から脳へつながる血管の血流が低下し「めまい」が起こってしまうんですね。

めまいが起こる前に「急に肩が詰まってきた」「後頭部が締め付けられるように痛くなってきた」という症状はなかったでしょうか?

首は狭いところに神経や血管が通っているので、少しの異常があると体全体に困った症状がでるのです。

注意!「めまい」にも命にかかわる怖いものもあります

「めまい」が起きてもすぐに命にかかわるものは少ないのですが、やはり怖い「めまい」があるのでご紹介します。

突然「めまい」が起こり,「ろれつが回らない」「手足に力が入りにくい」「ものが二重に見える」「手足の感覚がいつもと違う」などの症状が同時にでてきたときは、脳の病気も考えられるので、一刻も早く専門の病院へ行ってください。

今あげたような症状がなくても、「めまいで日常の生活がままならない」「めまいだけでなく、頭痛や頭重感が2週間以上続く」「吐き気が止まらない」などの場合も、病院で一度検査を受けてください。

「病院で検査を受けても異常なし」「薬を飲んでも変化なし」でお困りのあなたへ

パソコンを使う仕事に差し障りがあるので病院で検査を受けても「異常なし」

「めまいを止める薬」を飲んでも特に効いた気がしないし、相変わらず何かの拍子に「あ、また」とめまいを感じる。

ひんぱんに「めまい」を感じると、人はだんだん気分が重くなってきます。
実際に「めまいが起こるかもしれない」と怖くなって、自分の部屋から出られなくなった方もいるくらいです。

なかなか「めまい」が改善しないときは、一度治療を受けてみてください。

不思議なことに「首や肩の筋肉を治療で柔らかくする」だけで「めまいが起こらなくなった」とおっしゃる方も多いのです。

どんな症状でもそうですが、早く治すコツは「こじらせないこと」

一度体をリセットしたあと、今度はパソコンの使用時間や環境を見直して「パソコンが苦痛」にならないよう工夫をしましょう。

「パソコンは有能な良きパートナー」
これからも長く付き合っていきたいものですね!

 

 

 

 

 

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